SUGARSPOT

Androidアプリ、WEBサービス開発の SUGARSPOT  |Androidブログ「Androidのことなんだけど」もやってます

2012年1月16日月曜日

Metaio Mobile SDKのFree版で表示されるスプラッシュとウォーターマークを調査してみた

とあるマーカーレスAR案件の見積もりを出すためにMetaio Mobile SDKを試してみました
確認したかったのは、Freeのライセンス利用した場合に表示されるスプラッシュとウォーターマークがどのようなものか確認するため

スプラッシュとウォーターマークを無くす為には4,950€が必要となる
購入ページにアクセスすると日本円での金額が表示され、2012/01/16現在だと
485,519 JPYと表示されている
複数のアプリを作る予定があれば高い金額ではないと思うが、発注元に提案するには難しいかもしれない

購入ページに記載されている注釈を載せておきます
このライセンスで、metaioウォーターマークとスプラッシュスクリーンなしで、Apple AppストアまたはAndroidマーケットにおいて、数量制限なしにアプリケーションを発行できます。ライセンスは適用されるMobile SDKバージョンの全機能をアクティベートできます。今後、複数バージョンのmetaio Mobile SDKをアクティベートするには、複数ライセンスの購入が必要になるかもしれません。

今回の目的である、スプラッシュとウォーターマークは次のような物であった
(画象の向きが・・・)
■スプラッシュ画面(2-3秒程度表示されます)
 ■ウォーターマーク
結構大きく表示されます。これがカメラ画象にオーバレイして表示されますので、案件によってはFreeのライセンスでは使えそうにないですね

Metaio mobile SDKの利用は非常に簡単で、Exampleのコードを修正するだけでマーカーレスの3DCGをカメラビューに表示する事ができる
独自のアプリを作る際はFree版でもデベロッパー登録が必要で、アプリ毎にパッケージ名を登録してSignatureを取得する必要がある
Signatureの取得方法についてはMetaioのサイトにあるHow-to: Application identifier & application signatureを参照してください

※確認に利用したコードはExampleのHelloAugmentedWorldActivityをコピペして利用したので掲載は控えておきます


48万円か・・・。AR系の仕事が多く来るようならば購入しても良いかな。。。
SUGARSPOTで購入したライセンスで納品が可能かどうかなど確認してから考えよう



2012年1月9日月曜日

サーバーカウボーイでRuby on Rails

とある案件で、サーバーカウボーイという安価なレンタルサーバーを利用する機会があったので、ハマッタ所などをメモとして残しておきます

サーバーカウボーイは月額が416円~という驚く安さで、Ruby on Railsが動く環境を提供してくれます
そのため、環境構築の作業は不要なので急ぎの案件でもサクッと動作させることができます

ただし、gem等が利用できないので、サーバーにインストール済みのライブラリしか利用できないのが難点です
また、まったくサポートは宛てになりません(サポートはしてくれないです)

以下、メモ


■環境
(ブログ作成時2012.1.9時点であり、変更されている可能性があります)

・Ruby 1.8.7
・Ruby on Rails 2.3.8
・その他のライブラリ等は、[COWBOY HACKS]の[カウボーイにインストールされているgemを確認する]を参照すると良いです



■sshを利用する
[Webホスティング設定]→[ドメイン]で表示されるWeb ホスティングサービスの設定にてシステムアクセス/bin/bashに変更して保存する
これにより、sshでのアクセスが可能となる


Ruby on Railsを有効にする
[Webホスティング設定]→[ドメイン]で表示されるWeb ホスティングサービスの設定にてFastCGI サポートを有効して保存する


■HTTPDを再起動する
サーバーカウボーイはFastCGIで動作しているので、プログラムや設定を変えてもスグには反映されません
そこで、すぐに反映させたい場合は、Webホスティングサービスの設定画面を開いて、何も変更せずに保存しましょう
そうすると、HTTPDが再起動されて、変更内容が反映されます


■rakeを実行する
サーバーカウボーイはではrakeなどのコマンドを実行する事ができません
その解決方法として、スケジュールタスクを使ったrakeの実行という技があるようです
(今後も利用できるかは不明ですけどね)
次のようなコマンドをスケジュールタスクに登録して実行する事でrakeが実行できました

cd httpdocs/{プロジェクト名}/ && /opt/ruby1.8.7/bin/rake db:migrate RAILS_ENV="production" 2>&1 | mail {結果を送信するメールアドレス}


■その他
・プログラムの配置場所はhttpdocsのした(場合によっては、httpsdocsかもね)
・リンクの設定 ln -s {配置したプログラムフォルダ}
・dispatch.fcgiに実行権限が必要
chmod +x  {配置したプログラムフォルダ} /public/dispatch.fcgi


基本的に、こまった際はサポートへ連絡ではなくて自分で調べるしか方法はありません
まず、最初に調べる時は前述した[COWBOY HACKS]さんの記事を調べましょう
(ここに無かったら、ほとんど情報はないと言っても良いでしょうね)

Link:http://cowboyhacks.com/home/hacks


非常にやすくて楽なサーバーカウボーイ。
安いだけあって困る所も出てくるかもしれませんが、使ってみるとなかなか良かったです







2012年1月1日日曜日

あけましておめでとうございます

2012年 新年あけましておめでとうございます

SUGARSPOTとして仕事を開始して、みなさまのご支援いただきながら無事に1年を迎える事ができました。誠にありがとうございました
本年もよろしく昨年同様によろしくお願い致します

2012年1月1日 SUGARSPOT 佐藤 慎也